ことばの教室
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目次
ことばの教室とは
ことばの教室は、聞いたり話したりすることが苦手など、発音や言語に課題のあるお子さんを対象とする通級指導教室です。伊勢原市内の小学校の通常の学級に在籍するお子さんが通っています。
ことばについて不安なことがあると、相手に自分の気持ちを上手く伝えられずいらだったり、消極的になって人前で話すことを避けたりするなど、本人の持っている力を十分に発揮できない場合があります。
ことばの教室では、家庭や在籍校と連携して総合的に支援することを目的とし、お子さんの言語に関する課題に応じて個別に指導します。
伊勢原市では、ことばの教室を桜台小学校に設置しています。
対象となる子どもたち
- 発音に誤りがある。
サカナがタカナになったり、リンゴがインゴになったりするなど、一定の音をほぼ習慣的に誤って発音してしまう子ども。
- 吃音がある。
話し始めの音が出にくかったり、引き伸ばしたり、繰り返したりするなど、ことばのリズムが不自然になる子ども。
- ことばの発達に遅れがある。 他の子に比べて話し方が幼かったり、使えることばの数が少なく言いたいことをことばで十分に言い表せなかったりする子ども。
- 口蓋裂がある。
唇の形や口蓋の状態により、声や発音がわかりにくい子ども。
- 難聴がある。
耳の聞こえが悪く、ことばに影響が出ている子ども。
ことばの教室の指導について
(1)通級制
現在通っている学校で生活しながら、毎週「ことばの教室」へ通います。通級する曜日と時間帯については、原則として同じ曜日、同じ時間です。通級指導教室における指導時間は、在籍する学校の特別の教育課程に関わる学習と見なされ、遅刻や早退にはなりません。
(2)個別指導
個別教育計画を作成し、一人一人のお子さんに合った指導を行います。原則、週に1~2時間程度の個別指導です。また、指導のステップによっては、必要に応じて2、3人の小グループの活動を行うこともあります。
(3)付き添い
事故防止等のため、原則として保護者の方に付き添いをお願いしています。また、よりよい理解をしていただくために、指導後に指導した内容や家庭での様子について話す時間を設けています。
(4)在籍校との連携
毎時間、指導の様子を在籍校に伝えたり、在籍校の行事や子どもの様子について教えてもらったりして、お互いに情報共有をしています。また、学習参観などの機会を利用して、通常の学校生活の様子を見て話し合うなど、連携を密にとり合うように心がけています。
入級するには
担任と相談のうえ、保護者が学校を通して教育委員会へ申込書を提出する。
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ことばの教室で保護者が教育相談を受ける。
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教育相談の結果をもとに教育委員会が入級審査を行う。
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入級審査の結果は教育委員会から学校を通して保護者へ知らせる。
場所
問い合わせ先
伊勢原市教育委員会 教育センター 0463(74)5253
写真で見ることばの教室
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![]() すこやか園玄関 |
![]() ことばの教室は施設2階 |
![]() 教室へ向かう廊下 |
![]() 教室内の様子1 |
![]() 教室内の様子2 |
![]() 指導で使用する教材 |
更新日:2025年05月30日 09:14:57